20年前にその名を聞いてから
行ってみたかった仙酔島。
しかし、今回のツアーで
なんとしても行きたい‼と思ったのには
もう一つ理由があった。
それは【竹水】
”タケノコのようにすくすく育つ”
こんな言葉があるように
春のこの時期の竹はものすごい勢いで育つ。
一晩で1mも伸びることもあるとか。
しかも旧暦5月5日に採れる竹水は
特別な水で【神水】となる。
今回は旧暦5月5日ではなかったが
竹水というものを飲んでみたい‼という
私の好奇心がむくむくと湧き上がったのだ。
ちなみに
竹水は”ちくすい”と読むらしい。
てっきり”たけみず”だと思ってたが…ww
竹水が採れるのには条件があって
雨が降ること。
私、晴れ女だけど大丈夫かな?・・・と若干心配だったのだが
集まったメンバー10人全員が”晴れ女”だという。
しかしながら
天は私達の味方だった。
竹水を採る2日間だけは
曇り&雨
この時ばかりは雨がありがたかったから
天の恵みに感謝感謝、なのである。
竹は天と地をつなぐ神聖な植物である、と教わった。
その神聖なる竹林に
お二人が法螺を立てて(法螺貝を吹く、という意味)
場と私達を整えてくださった。
一礼してから竹林に入る。
案内人の佐藤さんから
いきなり竹を切ってはだめです。
竹に竹水をいただいて良いか、確認してください、と言われる。
3人一組になってどの竹がいいか直観で選ぶのだが
「美鈴さん、どの竹がいいですか?」と聞かれ
すぐさまある一本の竹に目がとまる。
こういう時ってなぜか迷わないものだ。
竹に手を当てて
『竹水をいただいていいですか?』と心の声で尋ねてみると
『いいよー』と答えてくれた気がした。
他の二人にも確認してもらった。
(誰か一人でもNG出たら違う竹を選ばねばならない)
二人のうちの一人は
チャネリング(会話できる)ができる方なのだが
「この竹さん、美鈴さんに一目惚れしたって言ってます。
だからOKくれたみたいですよ‼」とのこと。
なるほど、目があったのは偶然じゃなく
竹からのラブコールだったのかも?
なのでありがたくこちらの竹に決め
さっそく準備にとりかかる。
生命力に溢れてる♡
↑【恋する仙酔島】佐藤彰典さん
お手本を見せてもらって
早速3人で竹にノコギリをいれる。
存外、スムーズに切ることができた。
すでにお水がたまっていた。
縁から滲み出てくる水をひとなめすると・・・
なんと!甘い・・・
すごく美味しくてなんども口にした。
ちなみにこのお水は
美容液としてもつかわれているらしく
削れた竹のおがくずとともに
顔に塗りまくった(笑)
そして竹水を採取するセッティングをするべく
まずは竹に穴を2つあける。
そしてビニールをかける
かけたそばから
どんどん水が流れてくる。
これで準備完了!
あとは明日まで待つのみ。
どれくらい採れるのだろうか・・・。
楽しみだ♪