20年前、その存在を知った【仙酔島】
今回、ようやく機が熟し行けることになった。
仙人も酔うほどの美しい島というのが
その名の由来。
海上から見るその姿は
妊婦さんが横たわっているかのよう。
仙酔島は瀬戸内海の国立公園の中心である。
そもそも国立公園とは
未来に残したい傑出した自然の風景である、と認定されたエリア。
この島は1億数千年前からあるとも言われ
太古から続く手つかずの自然が残っている。
今回、ある秘密のツアーに
運良く飛び入り参加することができた。
何でもそうだが
特に旅は
誰、と過ごすのは重要事項だ。
今回の仙酔島は
zoomでは何度も会っているけれども
実際には会ったことのない方から誘われた。
いくらでも断る理由はあった。
実際、日程を聞いたら
3日のうち2日は予定が入っていたし
遠いし(新幹線を乗り継いでバスに乗って船に乗って到着)
お金もかかる。
しかもあるコミュニティのツアーだから完全にアウェイww
でも、そんなことは些末なことで
今、行く時だ。
今、行くべきだ。
今、今、今!
と、私の中の何かがうごめいてる。
仙酔島が私を呼んでいる、と思った。
実際に
予定はリスケできたし
ツアー代金も瞬時に入ってきた。
もうまさにGO!なんである。
ちなみにこのツアーは
オンラインサロンメンバーのためのツアーであったので
どんなサロンかわからないまま
仙酔島に行きたいがために入会した。
入ってすぐにツアーの企画詳細を見るとすでに【残席1】となっている。
まさに私のための1席だ。
もちろんすぐさま申し込み
かくして
仙酔島に行けることになった。
当日の朝、早起きして出発。
普段お寝坊さんの私も
旅となればパチっと目が覚めるww
久しぶりに東京から西へ
新幹線の旅をする。
思えば個人でJR西日本エリアに行ったのは
広島県だけかもしれない。
===ちょっと回想===
27年前のバスケの全国教員大会と
10年前のフローマネジメント講師養成講座0〜2期
私は合計4回、広島に行っている。
思い出深いのは27年前。
当時顧問をしていたバスケ部の大会と重なっていて
行けないはずだったが
監督しているチームは予定外に負け
逆にプレイヤーをやっているチームは初戦、
強敵チームに予定外に勝ったとの連絡があり
その旨を伝えると
県のバスケ協会の会長から
大会運営はいいから、試合に行けと司令が下り
大慌てで家に戻って準備、バッシュを忘れずに持って
最終の新幹線で広島に向かったのだった。
当時は喫煙OKであり、むしろ禁煙者がなかった時代。
仕事帰りのサラリーマン達が
ビール片手に弁当を食べ、タバコをぷかぷか吸いながら
大声で喋ってる。
夏の暑い日の夜、ただでさえ不快なのに
満員の新幹線の中
企業戦士たちである疲れ切ったおじさん臭もあいまって
20代のうら若き乙女であった私は(自己申告ww)
本当に本当に移動時間(多分5時間くらい)が辛かった><
ようやっと広島駅についた時は疲れ切って爆睡。
翌日の第1試合はぐだぐだだったものの、その次からは調子を取り戻して
試合に勝ち続け、全国3位になれた。
頑張って行った甲斐があったなぁとしみじみ。
そんなこんなで
新幹線でタバコを吸える時代もあったなーと思い出に浸りながら
マスクをして静かに乗る現状に
時代の流れを感じずにはいられなかった。
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そうそう、広島には4回、
宮島には合宿講座で3回滞在したのだけれども
一つ心残りがある。
それは弥山に登っていないこと。
こちらもきっとご縁がある時に登れるはずだ。
今回は仙酔島を訪れるが
宮島に再訪したいなぁ、とふと頭をよぎった。
そのことを更に予感させる出来事があったのは後述するとして
兎にも角にも
再び、広島の地に降り立った。
いざ!仙酔島へ‼
続く。