今、思うことを徒然なるままに書いてみようと思います。
50年前の今日、私は3,800gの大きな赤ちゃんとして
この世に誕生しました。
初産でこの大きな大きな赤ん坊を産むのは
想像を絶するほどの痛みだったに違いありません。
そんな思いをしながらも
この世に誕生させてくれた母には感謝しきりです。
つい先日、生まれてなんかきたくなかったんだ!という
思いもかけない怒りを抱えていたことに気が付きました。
なんてこった!
心の奥底にそんな想いを抱えていたとは!!
まさに青天の霹靂とはこのこと。
だって人生は面白いって常々思っていたし
色々な体験ができるって生まれてきてよかったって思ってたから。
でもですね。
ちょっとその気配を感じている自分もいたことにはいたんです。
なにかちょっと冷めているような。
なにかちょっと他人事のような。
それでいて
自分の中にある情熱は何なのか、探し続けてきたのですから・・・
まったくもって相反していますよね。
そんな風に
私の中には沢山のものが詰まっています。
一貫性がないんです。
それは私の中にある多面体の一部が
その時々で見せる反応であり
だからこそ、柔軟に物事に対応できるという長所もあります。
多面体とはいっても
正多面体ではないのです。
とりわけ大きな面があるとしたら
あるいは突出している部分があるとしたら
それがその人の個性、となって他者の目にはうつるでしょう。
私は一体みなさんからどのように見えているのでしょうか。
人それぞれ見えている面は違うでしょうから
十人十色の答えが返ってくるかもしれませんね。
私自身はわかりません。
私にとってはその時々が本当の私なのですから。
私、というものすごいエゴがある一方で
エゴを出してはいけない、とセーブする自分もいますし
みんなが佳きようになるのが私のよし、という
菩薩のような自分もいます。
誕生日の今朝、
夢の中でものすごい怒っている自分がいて
とても気分が悪い私がいました。
50歳の誕生日になんて夢見の悪いこと!!
いつものパターンで
「私はどんな気分になりたいんだっけ?」と
質問する自分が出ました。
しかしながら、
本当に向き合うべきは
怒りを抱えている私がいるんだ、ということを認めることだと気づきました。
そこからはもう大変です。
セルフセッションが始まりました。
その自問自答の中で
悲しくって涙を流す自分が出てきたり
虚無感に襲われたり。
そうなってくると
何のために生まれたんだ!という憤りが湧き上がったり
このままただ死んだように生きるのか、という絶望感に襲われたり・・・
まぁ闇が出てくるわけです。
ネガティブな自分が露出して
どんどんどんどん涙が出て
その状態をどうしようもないのだけれども
どうしようもしようとせず
ただ、心が感じるままに
頭の中で色々なことが駆け巡るままにしておいたんですね。
そうこうしているうちに
こんなはずじゃなかった!っていう思いが出てきたのですが
その時初めて
「あれ、どんなはずだったんだろう?」っていう問いが浮かんだわけです。
「どうなったらいい、って思っていたんだろう?思っているんだろう??」って。
そうなってくると意識の矛先が変わります。
つまりベクトルが変わるんですね。
この世の中は
あるもないも同時に存在し
それすらも錯覚の世界だというのに
私は何を「ない」と感じているんだろう。
私は何を「ある」と錯覚しているんだろう。
ついついうっかり
あるとかないとか考えてしまうのは
極が存在するこの世に生まれた宿命であり
それを楽しむのが人生なのだというのに。
ハッと我にかえった時
あぁ、人間やってるなって思いました。
人間を楽しんでるじゃないか!って。
あ、もちろん人間なのですけれど(笑)
あるもないも同時に存在し
あるもないも錯覚の世界。
だとしたら
自分の世界をどのように創っていくのかは
やっぱり自分のデザイン次第なのだな、と再確認できた朝でした。
ひとしきりセルフセッションが終わったあとに
自分の本質からのメッセージを受け取ろうと
カードを引いてみると
まさにドンピシャなメッセージで
笑ってしまいました。
あーそうですよねって(笑)
夜は夜で
初めてJyotishというインド占星術のセッションを受けてきました。
なんせ、生涯自分探究家であり
この世界を知りたい、体験したい、が私の欲求なんですね。
そしたらまぁなんとも
個性的な星に生まれたようで
今までの人生の葛藤とか流れとか私の本質とか
そういったものが全部確認できた時間でした。
朝に続いて2度めです。
あーやっぱりねって(笑)
まぁそんなこんなで
私の50回目の誕生日は
朝はドラマチックに感情が揺れ
昼は母に向けてママ歴50歳おめでとう会を催し
父のお墓参りで近況を報告するというちょっぴり親孝行な一面を垣間見せ
夜は人生の流れを再確認し
そんな中でも次から次へと沢山の方からのお祝いメッセージをいただいて
結果、
なんて幸せな人生を歩んでいるんだっていうことを再確認し、
じんわりと味わっている次第です。
出逢ってくれた方々、
そしてこれを読んでくださっているあなたにも感謝です。
ありがとうございます。
こんな私ではありますが
これからもどうぞよろしくお願いします。