夏越の大祓

早いもので今日は6月30日。
つまり2020年上半期の最終日である。

 

この日は締めくくりとして
毎年、夏越の大祓のために神社に参拝するのだが

今回はこちらがピン!ときて友人とともに参拝してきた。

 

赤城神社

 

昨日の晴天とはうってかわって
朝から雨が降っており、
普通のドライブだと気分は一気に下がってしまうのだが
神社参拝は別。

 

浄化の雨ということで
場の清めが入るからだ。

 

 

赤城神社は赤城山の頂上近く、大沼のほとりにある。

 

道中も雨が止んだり降ったりして
駐車場についたときには霧が巻いている状態。

それでもやはり、というか案の定
雨はやむのだ。

 

久しぶりに龍から水が出てる!

柄杓が見当たらないので、直接手水をし、身を清めて
いざ参拝!

 

 

そもそも夏越の大祓(なごしのおおはらえ)とは

日本人の伝統的な考え方に基づくもので、常に清らかな気持ちで日々の生活にいそしむよう、自らの心身の穢れ、そのほか、災厄の原因となる諸々の罪・過ちを祓い清めることを目的としており、年に二度おこなわれ、六月の大祓を夏越なごしの祓と呼ぶ。神社本庁HPより

 

赤城神社の前にも
簡易的な茅の輪(ちのわ)が設置されていた。

こちらを3度くぐってから拝殿に向かい、お祈りをする。

 

 

茅の輪をくぐる際には唱え詞がある。

 

①左廻り
水無月の 夏越の祓する人は 千歳の命 延ぶと云うなり
(みなづきの なごしのはらえするひとは ちとせのいのち のぶというなり)

②右廻り
思ふこと みな尽きねとて 麻の葉を 切りに切りても 祓ひつるかな
(おもうこと みなつきねとて あさのはを きりにきりても はらいつるかな)

③左廻り
蘇民将来 蘇民将来
(そみんしょうらい そみんしょうらい)

※最後の”蘇民将来”は茅の輪くぐりのもとになった説話がある。
それをもとに茅の輪をくぐることによって
疫病退散、無病息災のご利益があると言われている。

 

 

その後、本殿にて大祓詞を奏上し
半年間の罪穢れを祓い、平穏無事で過ごせたことを感謝し
これからの半年間の意を宣った。

 

それから大沼の湖畔にて
しばし呼吸を整え、祈ったのだが

 

見る見る間に霧がとりまいて
一気に幻想的な風景に変わっていく。

 

 

そこで感じたものは今までにない体感覚だった。

 

山頂はその時12℃くらいで肌寒い。
・・・はずなのに、何かに包まれている感覚で温かいのだ。

 

不思議だなぁと思っていると
渦を巻いているような気配がある。

 

私自身の百会の辺でも
螺旋を描いている。

 

そうこうしているうちに
なぜか船にのって進んでいるような感覚になってきた。

 

左から右へと湖面が波立ち
それとは真逆に自分がすすんでいるかのような・・・。

 

そのうち、目の前に見えている山々の位置が
変わっていることに気づく。
ゆったりと、でも確実に。

 

そうこうしているうちに
霧がまいてきて一気にその風景を真っ白に覆う。

 

まるで
目の前の世界は錯覚なのだ、とでもいうように。

 

目の前に顕れているものではなく
心で観るものを信頼し、心眼でものことを見よ、という意図を受け取った。

 

そして実は龍の背中にのっていたのかもしれない。

 

のったからにはもう元の世界に留まることはできず
新たな世界へ、新たな風景を観ることになるのだな、と。

 

友人と二人で
まるっきり同じ強烈な体感を得ながら、
それらのメッセージを受け取った。

受け取って納得した瞬間に急に寒くなった。
現実世界に戻ってきたのだ。

 

一気に雨が降ってきたので
走って車に乗り込んだ。

 

そして何気なく、手を見て
ハッと息を呑む。

タンザナイトの表情が変わっていたからだ。

 

麗しいほどにクリアなブルーへ変化してる!

 

非加熱のファンシカラータンザナイトは
昇龍のエネルギーを持つと言われている。

 

きっとあの場で共振共鳴したことで
エネルギーが変わったのだろう。

 

このタンザナイトは
そもそも私のエネルギーと共振共鳴しているもの。
ということは・・・。

 

ますますこれからの変化が楽しみだ。

 

 

 

 

 

<追記>
そしてそれは数字からも見せられた。

これについては不思議があったので
また解明したタイミングで記そうと思う。