感慨無量の4日間。


 

2年前の元旦。
この1年でやりたいことって叶えたいことをぼんやりと考えていた時に
日本のトップ、天皇皇后両陛下にお会いしたい!という気持ちが沸き上がった。

 

そしてすぐに一般の人でもご会釈賜ることができるという貴重な機会に恵まれた。

 

それが皇居勤労奉仕だ。

 

当時、私の周りではそんな機会があることを誰も知らなかった。
そもそも皇居に行ったことがある人が少なかった。

 

私もその一人で
どんなことが待ち受けているのか、
若干の緊張と好奇心とワクワク感が湧き上がっていたことを思い出す。

 

そして、実際に体験してみて
日本人なら誰もが一度は行ったほうがいい、と感じた。

 

そのくらい素晴らしい体験だったし
両陛下の存在がとてもありがたく、感謝の念が湧き上がった。

 

その時の印象は
日本のお父さん、お母さんなんだ!
我が子である国民を本当に愛してくださっているのだなぁとしみじみ思った。

 

この感動を多くの人に分かち合いたい、と
会う人会う人にこの話をしてみると

多くの人が参加してみたい!と目を輝かせており
いつかこの友人たちと一緒に行きたい!と考えていた。

それが今回、叶ったのだ。

 

 

 

6月5日(火)からの4日間、
副団長として皇居勤労奉仕に参加してきた。

群馬県からの団体はとても珍しいらしく、驚かれたのが驚きだった。
(団長の所在地が団体としての県となるので群馬県人が参加していない、ということではない。)

 

勤労奉仕は全4日間で
広大な敷地の皇居は3日間にわけて、
赤坂御用地は1日で清掃等の奉仕作業をする。

 

1日目>西エリア
御所や吹上御所など、両陛下のプライベート空間でもある。
宮中三殿を筆頭に
御所や天皇が毎年お田植えする水田や
徳川三代将軍家光が愛でたという500年以上大切にされてきた盆栽などを見せてくださった。

 

このエリアは皇居の中でも特別な空気感が漂い、
特に宮中三殿(賢所・皇霊殿・神殿の総称)のエネルギーは格別。
通常、二礼二拍手一礼をするがここでは一礼のみ。

その外で草むしりや落ち葉集めなどをして1日目終了。

 

2日目>赤坂御用地
春と秋に園遊会が開かれ、テレビのニュースでよく見る日本庭園がある場所。
回遊式庭園を傘をさしながらゆっくりと歩くと
まるで雅楽がきこえてくるような、雅な気分に。

 

この日は皇太子殿下にご会釈を賜りました。

 

来年の5月1日には新たな天皇に即位される皇太子の佇まいは
前回に感じたそれとはかなり違い

日本のトップリーダーとしての
どっしりした雰囲気。

その眼差しはすでに天皇陛下のものと同じく慈愛に満ち溢れ、
私達をふわっと包み込むような
優しく強いオーラを身にまとっておられました。

*テレビをつけたらちょうど皇太子・皇太子妃殿下の結婚25周年というニュースが!
なんとタイムリーな。

この日は雨が降っており
午後は土砂降りが予想されるため、昼食をとって終了となった。

 

3日目>宮殿エリア
一般参賀で1月2日に皇室ご一家が勢揃いし手をふられることで有名な長和殿。
その内側にある皇居宮殿の中心となる正殿や豊明殿等がある。

 

長和殿の外側の広いエリアの掃き清掃と
中庭の落ち葉集めの奉仕作業を終え、
いよいよ待ちに待った両陛下のご会釈を賜ることに!

 

セキュリティチェックを受け
職員の方の説明を受け、心なしかみんなの緊張が伝わってくる。

 

それもお車で両陛下が到着し、
部屋に入ってこられた瞬間から
空気感がガラッと変わった。

あちこちからすすり泣く声も。

 

一団体ごとに両陛下がお立ちになり
団長の奏上に対し、ご下問される。

一言一言を本当に優しく聴いてくださるそのお姿に感動。

 

天皇陛下がただそこにおられるだけで
燃えるようにカラダの内側から熱くなり

まるで太陽のように私達を照らす光そのものだった。

 

そして寄り添う皇后陛下美智子さまの
「ありがとう」の言葉。

 

すべてのものを引っ張ってきて
私達存在そのものに対して発せられた5文字はまさに言霊。
ありがとう、の本当の意味が腑に落ちる感じがした。

 

全団体の奏上とご下問が終わると
部屋の中央に立たれ、
その場にいる団員全体による万歳三唱を静かにお受けになられた。

両陛下が退出するまでのわずか15分ほどの短い時間。

この時間と空間に身を置いたことで
受け取ったものは本当に多かった。

 

無限大の可能性と自由、慈しみと大いなる愛、赦し・・・

 

言葉にするとそれはすでに違うような気がして
しばらくはその余韻に浸り、味わった。

 

表現できないのがもどかしいのだけれども
こればかりはこのブログを読んでくださってるあなたに

あのお二人の放っているエネルギーと絆の深さ。
寄り添いあい、支え合う関係性を
機会があったなら
実際に肌感覚で感じて欲しいと思う。

 

日本人でよかった、と感じる瞬間がそこにはある。

 

 

4日目>東御苑

ここは松の廊下や大奥、天守台があったエリアで
広大な芝生と日本庭園、各県を象徴する木が植えられている。
普段は一般の方も入れるのだが、月・金曜日は入場ができないため静かだった。
宮内庁病院や騎馬隊が使う馬の厩舎もあり、今回はそこでの奉仕作業。

 

 

すべての日程を終え
帰りに「皇室」というパンフレットと和三盆を代理の方から下賜されました。
パンフには皇居勤労奉仕のスタンプを押し、全てが終了。

 

あっという間の4日間。

肝心の奉仕活動については
草むしりや落ち葉、広場の清掃等の軽いものであり
それよりもむしろ皇居内を歩き(毎日10km以上)皇居体験学習をさせていただいた感じ。

 

どの体験場所も
一般参観や勲章や褒章等で参観できる場所ではなく
奉仕活動をしている方にのみ見せてくださるという場所が盛り沢山で

奉仕をしているとは名ばかり。

 

宮内庁の方に各場所を見学し、
皇居の歴史や在り方、
普通では見ることのできない貴重なものを拝見させていただけた、
本当にありがたい時間だった。

 

来年4月末に今上天皇が譲位され
皇太子殿下の即位が決まっている変化・変革のこの時期。

縁あって集えた素晴らしい仲間たちと
同じ場所・同じ時間を共有できたことは
本当に嬉しい。

 

 


↑ 団長のヒロコさんと。

 

皇居内は撮影禁止なので
写真は一枚も撮れなかったが
その分、しっかりと心に焼き付けてきた。

 

ここに至るまでのすべてのことに感謝したい。

 

 

 

 

 

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