久しぶりの給食で。

 

『銀色のお皿じゃないんですね!』

 

そう言ったら

『いつの時代ですか?』と先生方に笑われました・・・^^;

 

 

昨日は久しぶりに
中学校での講演をしてきた。

 

大学の後輩が学年主任をやっていて
私のHPを見てくれたらしく。

中学3年生に向けてのキャリア教育の一環での依頼だった。

 

久しぶりに会う後輩は
学年主任を任され、学校になくてはならない人財になっている。

 

中堅。

 

もうそんな歳になったのだなぁと
思うのと同時に
月日の流れをとても早く感じる。

 

それでも
話し始めると
一瞬で大学時代に戻れるから
記憶って不思議だ。

 

 

さて、先程の給食の話。

 

講演が5−6時間目だったこともあり
よかったら給食をご一緒に、という後輩のお誘いに

 

『ぜひ!』
と即答した私(笑)

 

私が勤務していた高校には
給食という制度がなかったから
毎日給食が出る義務教育の先生方が羨ましかったことを覚えている。

学校給食を食べたのは自分が中学校の時以来。

 

そんなわけで開口1番、
あんな言葉が出たのである。

 

その言葉をきっかけに
校長をはじめ
先生方と給食談義へ。

 

牛乳パックは三角だった、とか
いやいや、牛乳は瓶でしょ、とか。
まさかの脱脂粉乳の話も出たり。

 

食器は銀色だった、とか
いつからプラスチックになった、とか
今はお箸、スプーン、フォークセットを全員が持っている、とか。
まぁ盛り上がった(笑)

 

共通の話題はいつだって人を和やかにさせる^^

 

 

そして驚いたことが1つ。

 

今は給食の食缶に
ゴムのパッキンがついていて
転んでも中身があまり出ないようになっている、とか。

 

これで万が一食缶を運ぶ最中に転んだとしても
火傷もないし、被害も最小限に抑えられるメリットがある一方で

 

雑に扱う生徒もかなり増えているようだ。

 

 

 

小学校の時も
中学の時も

 

給食はみんなの楽しみだった。

 

だから、万が一にもその食缶をこぼして
給食をダメにしたとしたら・・・

みんなの失望ったらない。

 

こぼした本人は申し訳なさすぎて
みんなに顔向けできずに顔面蒼白になったものだ。

※ちなみに私は一回もこぼしたことはない。

 

だから、

どんなに暴れん坊のやんちゃ坊主だったとしても
給食だけは細心の注意を払って運んだ。

 

それはそれは宝物みたいに。

 

 

給食をこぼす生徒がいたら
校内放送で

『◎年◎組の給食が足りません。
各クラス、あまったものを持っていってください。』と流れて。

 

結果、食べきれないくらいの量が
そのクラスに集まったりして。

 

思えば全校生徒の愛が集結したものだった。

 

それはすでに
古き良き時代なのか。

 

失敗をさせない。
安全第一。

 

転ばぬ先の杖は
給食にまで及んでいる。

 

失敗も経験のうち。
その経験から学ぶものはとてつもなく大きいと思うが。

 

失敗をする権利がある。

 

この言葉は
心理学の勉強をしている時にきいた。

 

そしてなるほど、納得!と腑に落ちた言葉でもあった。

 

失敗をするから学びがあり
悔しかったり落ち込んだりといった感情をおぼえ
そこから立ち上がるための努力や工夫、行動のプロセスを経て
変化成長をしていく。

 
ある意味、失敗は宝でもある。

 

そうやって大きくなってきたのは私たち大人なのに。

 

 

給食から
今の子どもの成り立ち、を垣間見たような気がした。